今、橋本病を療養中のものです。私が知っている範囲で、甲状腺の病気について書きたいと思います。甲状腺の異常といっても、甲状腺機能亢進症(代表例:バセドー病)と甲状腺機能低下症(代表例:橋本病)があります。読ませてもらった限りでは、甲状腺機能低下症の症状が多いと感じました。(肌荒れ、うつは低下症の症状ですし、筋力の低下もそうじゃないかなと思います。尋常性白斑はよくわかりません。動悸はどちらでも出る症状だったと思います。ただ、頻脈は亢進症の症状です。低下症では徐脈になります。あと、自分の体、症状にとても敏感になるのも低下症の症状です。)なので、もしかしたら、甲状腺機能亢進症かもしれないし、低下症であっても橋本病以外の原因で低下症になっている場合は私のパターンとは異なると思いますが、橋本病の場合の話をします。>・検査費用はいくらくらいなのか私の場合は、自分のところに臨床検査室を持つ大きい病院にかかっているのですが、最初は血液検査もいろんな項目を調べたし(普通の健康診断で調べるような基本的なことから、低下症だと高脂血症になりやすいのでコレストロール値とか、自分の中に自分の甲状腺を攻撃する抗体ができる病気なので、その抗体がいるかどうかとか)、エコーも撮ってもらったので、全てあわせて、6000円くらいかかりました。(正直びっくりしました(~_~;))次からは、血液検査だけで、調べる項目も甲状腺ホルモン(fT3、fT4,TSH)だけになりましたので、2500円くらいです。薬代が(わたしは一日1錠ですが)一ヶ月600円くらいなので、今は一ヶ月で3000円くらいかかっています。薬の量が決まれば、だんだんと通院(検査)のスパンが長くなってくるので、その分費用は減ってくるようです。>・どのような治療をするのか甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが自分では適量作れなくなってしまう病気です。その甲状腺ホルモンと同じ成分の薬を飲みます。最初は心臓に負担をかけないように少量から初め、毎月血液検査で甲状腺ホルモンの数値を見ながら量を増やしていくようです。甲状腺機能低下症の場合の治療はそれだけです。毎日1回決められた薬を忘れすに飲む!ということだけなのです。しかし、甲状腺の機能を改善する薬ではないので、その薬はずっと飲み続けることになります。>治療で改善したこと薬でホルモン値が安定してくれば、普通の人と同じように暮らせます。私は、すごい冷え性でしたが、薬を飲むようになってから嘘のように冷え性は治りました。体中の代謝が悪くなる病気なので、薬を飲めば代謝がよくなるということです。もし、その肌荒れの原因が甲状腺機能の低下によるものなら、甲状腺ホルモンのバランスが良くなれば改善されるのではないかなと思います。はやく、よくなるといいですね!
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